50年にわたり洋楽ロックのリーディングマガジンとしてシーンを牽引してきたロッキング・オンと、日本最大の都市型洋楽フェス『サマーソニック』を主催するクリエイティブマンが新たに洋楽フェスを開催します。
場所は幕張メッセ、開催日は2025年1月4日(土)と5日(日)の2日間。
そう、来年のお正月という異例の開催日ではありますが、むしろ多くの方が休みで時間の自由度が高いこの時期のニューイヤーフェスってすごくいいんじゃないか、洋楽好きがみんな集まって新たな楽しい場所が作れるんじゃないかと考えて立ち上げました。
一つ心配だったのは海外のアーティストがニューイヤーの時期に来日してくれるのかということだったのですが、海外のマネージメントやアーティストはこの開催をすごく歓迎してくれました。年に一度の夏フェスだけじゃなく、もっと日本に来たい、もっと日本のオーディエンスの前でパフォーマンスしたいという彼らのニーズにぴったりと合致していて、とても期待を寄せてくれています。
そして会場に関しては、年末の邦楽フェスCOUNTDOWN JAPANの会場のセカンドステージとサードステージ、そして飲食エリアを使って開催します。2つのステージのうちGALAXY STAGEはキャパ2万人、COSMO STAGEはキャパ8千人というスケール感です。ステージのスペックや導線、飲食エリア、映像設備や装飾などの環境クオリティーで高い評価を頂いているCOUNTDOWN JAPANのあの空間のポテンシャルを最大限に活かした会場にしようと思っています。真冬なので屋内フェス、そして利便性の高い都市型フェスを最初からイメージしていたので、その意味でもまさに最適の会場だと考えています。
COUNTDOWN JAPANのメインステージを使わないということからもお分かりの通り、このrockin’on sonicはフジロックやサマーソニックのような巨大フェスではありません(とは言いつつ会場もステージもじゅうぶんドでかいんですが)。世界のトップランカーやスタジアム級のアーティストが並ぶ、そういうフェスではありません。ロッキング・オンとして初めての洋楽フェスということもありますが、まずは、長い洋楽リスナー経験のある人たちが親しんだ信頼度の高いアーティストたち、そして若いリスナーに支持されなおかつコア層からも高く評価されている若手アーティストたち、そういうアーティストにオファーしています。今の時点ですでに非常に濃いラインナップになっています。2つのステージが被りなしで展開して、すべてのアーティストを観ることができるので、巨大フェスとも単独公演とも異なる、一日を通してものすごく濃い音楽体験ができるフェスになると思います。期待していてください。
クラシックとEDMを除いて、新年に開催するロック系音楽フェスは世界を見渡してもほとんど存在しないと思います。
新たな挑戦として、クリエイティブマンとロッキング・オンが全力を合わせて最高のフェスにしようと思っています。
2025年、1月4日と5日、ぜひ遊びに来てください。
(rockin’on sonicプロデューサー 山崎洋一郎)